めづからの手紙 Letters

里山の四季おりおりに寄せて。良い一日を夜からはじめるための暮らしのヒントをお届けします。

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里山の四季おりおりに寄せて。良い一日を夜からはじめるための暮らしのヒントをお届けします。

お元気ですか。こちらの里山でも梅雨が明け、いよいよ夏本番。田んぼの稲から穂が出るのもまもなくです。今日はMeDuの発酵ハトムギゼリー「肌糧(はだかて)」が生まれるきっかけとなった中国の民間美容法の言い伝えについてお話ししましょう。

肌はからだのコンディションを鏡のように映し出すもの。肌をきれいに保つには、新陳代謝をよくして肌表面にも体内にも汚れをためないこと、それがまず最優先です。肌がすこやかでなくては、肌の外側からつけるローションやクリームも、うまく効果を発揮することができません。では新陳代謝をよくするにはどうすればいいのでしょうか。適度に体を動かすこと。繊維質の豊富な食事をよく噛んで食べることで、自然なお通じを促すこと。睡眠のリズムを整えること。大切にすべきことはいくつもありますが、私たちはさらなるヒントを中国の民間美容法に探すうち、面白い言葉に出会いました。

それが「晩夕の蜜、早朝の水」。つまり、腸のはたらきを整える蜂蜜をスプーン一杯、夜に摂って、起き抜けに白湯を飲むといい、という教えです。眠っている間に腸はお掃除モードになります(ただし満腹の状態で眠るとこのモードがうまく作用しないためご注意。就寝の3時間以上前に夕食を済ませておくのが理想的です)。そのお掃除モードを蜂蜜で後押ししようというわけです。一方、朝の白湯は、胃腸をやさしくあたためて全身の血行をよくし、自然な排泄へと導きます。中国では胃腸を冷やすのは万病のもとと考え、夏でも冷たい飲み物を摂らない人が今なお多いとか。

さて、そんな古来の知恵に学んだ「肌糧(はだかて)」。人工的でないやさしい甘みは、もちろん天然の蜂蜜によるものです。梅花酵母で発酵させたハトムギのペーストのほか、古くから薬膳料理で使われる食材を合わせてじっくり熟成しているので、蜂蜜だけよりさらにパワーアップ。モニター調査では2週間ほど使用を続けるうちに「お通じが改善した」「肌のハリが向上した」など効果を実感する方が多かったようです。

「きれいになぁれ」と念じながら、夜の肌糧を味わい、朝は10分や15分でもいいので少しだけ早起きして、自分のために白湯を沸かしてゆっくり飲む時間を持ってみてください。
白湯は鉄瓶で沸かせば、鉄分も摂れて一石二鳥です。熱々よりも、少し冷ました50℃ぐらいが胃腸にやさしい適温。続ければきっとためになる美肌習慣です。