術式とレーザー機器選択の失敗

レーシック手術には様々な術式があります。皆さんご存じのように同じ病院の中でもレーシック手術には数種類の金額で手術が用意されています。これらはレーシックに使用する機器の性能などによって変わっています。また患者さんの角膜の状態などにより受けられる術式と受けられない術式が存在し、極端に近視が強い人や角膜の厚みが薄い人、乱視が強い人などは高機能な機械を使用してのレーシックとなります。

 

レーシックはマイクロケラトームという眼球専用のカンナを使用して角膜表面にフタを開けるのですが、このマイクロケラトームを使用した手術は金額的に非常に安く受けられる代わりにフラップが厚く、そして切り口が滑らかでない、ズレやしわが起こりやすいなどの欠点があります。価格の安さだけで選ぶと「失敗」を感じてしまうかもしれません。

 

現在はマイクロケラトームを使用するレーシックよりもイントラレーザーでフラップを作る「イントラレーシック」の方が主流となっています。

 

イントラレーザーの長所は

・薄いフラップが作成出来る→重度近視の方もレーシックが出来ます

・フラップのエッジを加工出来る→しわやズレがおこりにくくなる

・角膜実質層に沿った滑らかなフラップが作成出来る→フラップを開くのが簡単(眼の負担が減る)

またマイクロケラトームのような金属ブレードではないのでフラップにスジが入ったりしません。正確な位置にフラップを作れ、眼球用カンナ(マイクロケラトーム)を使用した場合よりもハログレアが起こりにくいと言われています。そのため夜間視力が安定します。

 

使用する機器でフラップの作成方法も異なりますが、一番大切な角膜を削る際に使用するエキシマレーザーという機器の種類も現在では様々あるのです。

最新の優秀な機器であればあるほど高度な手術が行えます。しかし手術の価格も高くなるのは言うまでもありません。

 

アマリスやコンチェルト、テクノラス217Pやアレグレットなどの名前を聞いたことがありますか?これらは某病院で使用されている優秀なエキシマレーザーの種類です。

どれが一番素晴らしいのか?それは簡単には判断出来ません。

角膜は人の顔と同じように皆さんそれぞれに個性があり、近視度数も角膜の厚みも違うのですからこのような機器との相性もあるはずです。

それぞれの機器に優れた特徴があり、また欠点もあるかもしれません(価格の高さなど)

これは実際に術前検査を受けたりして詳しく説明を受けてから選びたいところですが、全ての病院を受診するのは大変です。

ある程度はネットでも情報を仕入れることは可能です。

 

「最新機器」という言葉だけで安心せずに、特別な機関で安全性が確認されているものや

されていないものなど判断基準はいろいろあるようですので、まずはこのような「機器を選ぶことが出来る」ということも知っておいて下さい。

 

ただ単に「安いから!」と手術代の安いレーシックを受けると「失敗したかも…」と後悔するかもしれません。

様々な術式とレーザー機器があることを忘れないで下さい。それによって眼の負担や術後の効果が違ってくるようです。

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2012年1月21日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:失敗

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